
サウンドトラック・プロの最終回です。
第一回でイントロ、第二回はAパターン、第三回でBパターンとやって来ました。最初の予定ではこの後またAパターンを持ってきてっということでしたが、変更します。同じAパターンでもエンディングに向けて音を抜いて軽めなものにします。「1分くらい」という予定でもありましたしね。時間的にオーバーもしそうなので。それではまいりましょう
前回のBパターンのおさらい。Aパターンとは違ってホーンやギター等を使って、ファンキーよりで明るい感じにしました。聴いてみましょう。
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ではエンディングに向かってすすめます。
最初にBパターンからCパターンに入る時のつなぎの部分を入れたいと思います。今までの8小節目のドラムフィルとかではなく、1小節よけいに入れたいと思います。というのも映像のバック音楽を作るときにその部分にインパクトのある効果等を付けたい時があるんですよね。だからわざとそういうスペースを設けます。私の場合はね。
んで、そこに使う素材はAパターンで使用している @[Club Dance Beat 043]というパーカッション、A[DJ Scratching & Effect 25]というスクラッチ音、B[Auto bahn]という車の通過音の三つを重ねます。下の音源ではそれぞれ順番に入って、最後にミックスした音が聴けます。(@→A→B→ミックス音の順です)
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次に最後のAパターン、というか A' かな。
基本はAパターンと同じですが「4拍のドン・ドン・ドン・ドン」というリズムを抜いちゃいます。それからエンディングに移行するためにベースの5小節目を変えてます。ではA'パターンとしたものを聴いてみます。
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これだけではやっぱりつまらないので、エレピでも入れようかな。[Funky Old School Wurlitzer 09]という溶込みやすいフレーズがあったので使ってみます。これ。
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ではさっきのリズムとベースも入れて聴いてみましょうか。
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どうでしょうか。これでこのパターンは終わらせちゃいます。作業画面はこうなります。
それでは最後、エンディング部分にうつります。
映像を静かにブラックアウトしていく感じにしたいので、アンビエント風な音を入れたいと思います。その前に・・・・ここもベースからやります。っていうのも、あらかじめエンディングに使おうと目をつけていたベースがあったからです。同じウッドベース系の[Acoustic Double Bass Groove 37]という音です。これ。
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はい、ベースはこれで決まり。そして所謂アンビエントな音としてまず選んだのは[Designer Synth 20]という音。これです。
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もう少し広がりを持たせたいので音を追加します。[Contemplative Synth 06]という音。
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ベースとシンセ音のミックス具合をチェックしますかね。
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シンセ音プラス、さらにさっきのA'からこのエンディングに入る部分の移り目に何か入れたいなと思いまして考えていたところ良いのがありました。ギターにリバーヴまた、ディレイをかけたフレーズの2種類です。ブライアン・イーノとかU2とかの感じですね。では最初にパターンの移り目に入れる音が[Dreamy Guitar Pattern 02]です。
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そしてエンディングになり小さく鳴らせようと思ってる音が[Delayed Guitar String 09]です。
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どちらも奇麗ですね。では二つの音をタイミングと音量を調整したフレーズを聴いてみましょう。
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ではっ、シンセ、ギター、ベースを合わせたエンディングを聴いてみましょう。
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はいエンディングが出来ました〜。終わり部分の作業画面です。
では今日やったA'からエンディングまでの通しを聴いてみます。また、作業画面も載せますね。
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はい、こんな感じです〜。
無理矢理4回で終わらせちゃいました。エヘヘ。
それでは最後に完成したものを聴いてもらいます。
合わせて作業画面もどうぞごらん下さい。
Feb.2012 IntroMusic by Nobbys
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映像に合わせることが目的の音楽作りなので、曲だけではつまらないかもしれませんが、ま、こんなに簡単に作れてしまうこのサウンドトラック・プロは大変楽しいソフトです。(同じくAppleのソフトで廉価版的なガレージバンドというソフトもあります)
最後までおつきあい下さりありがとうございました。
気が向いたら映像ものっけようかな・・・。