ソフトシンセの音色の中で、Pad系、ベース系、ストリングス系、リード系などいろいろなカテゴリーがあるのですが、その中で「Arpeggio / アルペジオ」とか「Chord / コード」というものがあります。ご存じない方のために簡単に説明しますが、アルペジオでいうと例えばCの和音を鍵盤で押さえると『ドミソドミソ〜」とか「ドミソミドミソミ〜」など単音で繰り返してくれるものです。複雑なパターンで2音や3音を同時に鳴らす音色もあります。要するに鍵盤を押さえてる間、そういったパターンをカッコよく鳴らしていてくれる音色です。アルペジオ系やコード系の音色を使うと簡単に曲が出来ちゃいますが、そういう手抜きをするとすぐバレちゃいますね。「あのプリセット音使ってる!」ってね。今回の『GO TO THE MOON』という曲はそういうの使ってます(笑)コードとメロディーはオリジナルで作りましたが、音色に関してはベースとかPadとかピコピコ音とか、ほとんどアルペジやコード系のプリセット音です。メロディの音はオーバーハイムのOB系のシンセをエミュレートしたソフト、OB-Xd。音が良いのにフリー(無料)!オーバーハイムのシンセ音で有名なのは、ヴァンヘイレンのJUMPのイントロですね。今回、制作日数は曲自体で1日、バランスとってバウンスして半日、Final cut で映像編集して半日、合計2日というところでしょうか。ちなみに映像素材はNASAのアーカイブでフリーで使用できる素材です。さすがNASA、太っ腹ですね。
GO TO THE MOON <和訳> ヒューストンへ 未知で不思議なこの地に立ち 人の本質を照らす心理の存在を知った。 人類の研究課題だ。