2020年05月01日

風の谷のナウシカ制作記#8

ナウシカの第8回目、最終回!

前回は1回目のサビの部分をやりました。そのあとの間奏、2番、サビ、ほとんど同じフレーズなので省略します。ですので今回はボーカルをチラッとだけ紹介して完成させます。よろしくお願いします。

粥塚 舞さんとはメールでやりとりして、最終的にWAVファイルを受け取るという感じです。世の中便利になったもんですねぇ。外出もしなくていいですから。そのボーカル素材は、何の施しもないプレーンな状態でいただきます。その1フレーズを聴いてください。

ボーカルにかけるエフェクトは高価なプラグインは使用せず、Logic内のもので全て済ませちゃいます。まずはEQの[Female Vox 01]を少しいじってます。
Vocal_EQ.png

次にコンプの[Type R Vocal 01]これはそのまま。
Vocal_Comp.png

そこに少しEnsembleというのをかけてます。
Vocal_Ensemble.png

これをバス送りしてディレイとリバーブ他をかけています。
Vocal_Reverb.png

オリジナルでは深めのリバーブがかかっていますね。それを参考にリバーブは結構目立つ感じで使ってます。ではエフェクトをかけたボーカルを聴いてください。

サビの部分はオリジナルとは違いますが、ダブラーのような効果をさせたいと思います。一つコピーをしてずらせば良いのですが、今回は2つをコピーして前後にずらして配置してPANを振ってみました。それがいいのか悪いのか僕にはわかりませんww。ということでサビでは3つの同じ声が入ってるってことですね。
Vocal_Wave.png

ということで完成〜!
耳コピ・カバー「風の谷のナウシカ」
Cover by Nobu Shirakawa
Vocal : Mai Kayutsuka
The Original is by Narumi Yasuda

Youtubeリンクはこちら
Youtubeインスト版はこちら
お付き合いくださりありがとうございました!
posted by nobby at 13:00| Comment(0) | 耳コピ 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月30日

風の谷のナウシカ制作記#7

ナウシカの第7回目です。

サビに入る前のフレーズからサビ全体に渡る部分にストリングスを入れます。まずは高音のほうから。音源はイントロ(第1回)と同じくKontaktのシンフォニーアンサンブルです。それにしてもこのサビに入る前のストリングスフレーズ!! 耳コピするのは大変でしたぁ〜。よくわかってないのですが、まぁ、こんな感じで・・・ってことでw。エディット画面を紹介しますが、このフレーズも音の切れ目を極力なくすように一音一音を重ねるように入れています。
Strings.png

次にこの音に同じストリングスから低い音が追っかけて入ってきて、後にユニゾンで鳴ります。

そしてサビに切り替わる直前にブラスが1フレーズだけ入ります。結構高音だけ目立つようなので、ブラスアンサンブルのようなまとまった音ではなく、トランペットだけの音を選びました。これもLogic Proのプリセットです。
sabi_Brass.png

ではここでちょっとサビへ入る前のフレーズの合わせたものを聴いてみましょう。

どうでしょうか、まぁ、良しとしましょう・・・。
それではここまでのサビ全体のものを聴いてみます。

んで、ここにストリングスアンサンブルでコードを入れます。でもその前にちょっとAメロから聴いてみたのですがAメロBメロってなんか物足りない感じ。なのでもうずっとストリングスを鳴らそうかなぁ・・・と。シンセストリングスではなくリアル系のストリングスなので音源はいつものKontaktです。そのフレーズをAメロからサビまで聴いて下さい。

オリジナルではどうかわかりませんが、ストリングスを全体的に入れちゃいまーす。それでは最後にここまでの合わせたものを聴いてくださいませ。

本日もご覧いただきありがとうございました。次回はボーカルをちょっとだけ載せて紹介します。そして完成へといきますので最後までどうぞよろしくお願いいたします!
posted by nobby at 12:00| Comment(0) | 耳コピ 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月29日

風の谷のナウシカ制作記#6

ナウシカ第6回目、サビの続きをやります!

さて最初にサビの後半部分のビブラフォンのような音を入れます。
この音はLogic Proのプリセットをそのまま使用しました。
Vibraphone.png

この音はちょっと金属感が足りないというか気持ち柔らかすぎるので、同じLogic Proのプリセットでグロッケンを足しました。
Glocken.png

オケに合わせてみます。このフレーズは後半部分です。

Logic Proではこのようにプラグインを使わなくともプリセット音だけで事足りてしまいますね。Logicの場合プラグインはVSTではなくAUです。VSTほどは豊富にはないですが、色々と良いフリープラグインもそこそこありますので、探してみてはいかがでしょうか。今回もご覧いただきありがとうございました。次回はサビ部分の完成まで。どうぞよろしくおねがいします!
posted by nobby at 12:00| Comment(0) | 耳コピ 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月28日

風の谷のナウシカ制作記#5

ナウシカ第5回目。サビに入ります。

最初にドラム、ベースを同時に聴いてみます。
ドラムとベースの音色は第2回で紹介しています。

次にオルガンですがAメロから続けて入ってます。
音源・音色については第3回でやっています。

このコードの流れを聴くと、なんかゴスペル的な感じがしませんか?この頃(これよりちょっと前かな?)細野さんってこういったゴスペル的なコードの使い方をしてた時があったような。たとえば松田聖子さんの「ガラスの林檎」とか・・・。ゴスペル系のみなさん「ガラスの林檎」をぜひやってみて下さい。カッコよくまとまるはずです。

さて、そのオルガンをドラム&ベースと合わせます。

シンセブラスもAメロから続いて入ってます。
この音に関しても第3回でやっています。

そしてオケに合わせます。

今回はここまで。
ご覧いただきありがとうございました。
次回も引き続きサビの部分をやります。
どうぞよろしくお願いします!
posted by nobby at 10:00| Comment(0) | 耳コピ 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月26日

風の谷のナウシカ制作記#4

ゴールデンウィークに突入してきますが、新聞折込広告の少ないこと少ないこと。自粛ムードだからかな。毎年この期間はあまり休めなかったけど、今年は休みだなぁ。つーか、もう2ヶ月休みみたいなものだけど・・・。

ナウシカ第4回目。
今回でAメロ部を終了させます。今日はAメロ後半部分、というかBメロって言った方がいいのかな。そこをやります。まずは中低音のストリングス。このストリングスもいつものとおりKontaktで、チェロを使いました。それではその音を。

ドラム、ベースのオケに合わせます。

次にシンセPad。これはフリーのOB-Xdで入れました。何かと使うこのフリープラグイン。フリーでこの音、操作性、しかも日本語マニュアルまでダウンロード出来る。みなさんもお試しあれ!
(こちら→discoDSP
Synthe.png

これをオケに合わせます。

さて次にオカリナのような音。この音は結構大きめで目立つように入ってますね。実際オカリナなのかケルトのティンホイッスルなのかよくわかりませんが、結構低音よりなのでオカリナなのかな。んで、プラグインのオカリナの音色がイマイチなので、なんだかよくわからない「何とかホイッスル」というのにしちゃいましたw。

オケに入れます。

最後にパーカッションのクラベス。
これは曲の最初から最後まで入りますね。


はい、ダァーッと来ちゃいましたー!
最後にイントロからここまでを聴いてみます。

今回もご覧いただきありがとうございました。
次回はサビの部分に入ります。どうぞよろしくお願いいたします。
posted by nobby at 10:00| Comment(0) | 耳コピ 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月25日

風の谷のナウシカ制作記#3

ナウシカ第3回目。
今日は話の区切りの都合上、少し進めてAメロ前半部分を終わらせます。最初にオルガンの音、そしてシンセブラスの音、イントロ部後半のメロディの音をやってAメロ部前半の完成までいきます。

ではまずオルガンの音ですが、これはプリセットで入ってるような所謂普通のB3とかの音でいいと思います。僕はLogicに入ってる「Vintage B3」というのをそのまま無加工で使いました。同じことをなん度も言って申し訳ないですが、耳コピなのでこのフレーズも「大体こんな感じ・・・」というもので、正確ではないと思います。ではそのフレーズを。
Organ.png

これをドラムとベースの合わせてみます。

次にシンセブラス系の音。この音はちょっと見つけ出すのが大変で実際入ってるのかどうかも定かではないのですが、かすかに聴こえるんで入れました。これはシンセブラスというよりもPad系かストリングスのアタック音を早くした感じですね。もう少しホワァンとした音でもいいと思いますが、これはいつものRepro-5でやりました。
Brass.png

ではこれをオケに足して聴いてみます。

これでAメロ部前半はほぼ終わりです。
次に、イントロのストリングスフレーズが終わってシンセのメロディが入るところ。シンセはRepro-5です。
melo.png

はい、では今日やったすべてを通して聴いてみます!

今回もご覧いただきありがとうございました。次回はAメロ部の後半をやってAメロ部分完成までいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
posted by nobby at 10:00| Comment(0) | 耳コピ 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月24日

風の谷のナウシカ制作記#2

ナウシカ・第2段いきます。
前回はイントロのストリングス、今回はAメロ部分をやります。この部分では、ドラム、ベース、パーカッションのクラベスが全体的に入り、Aメロ前半にオルガン、シンセブラス、後半にはチェロ、シンセPad、フルートなども入ってきます。基本的にこのAメロは2回繰り返しますが、2回目はサビに入る前にフルートのフレーズが変わるのと、ストリングスが入ります。

それではまずドラムをイントロとAメロ部の1回分を全部聴いて見ましょう。わかりやすくするためにメロディも入れます。ドラムはKontaktのヴィンテージドラムマシンからDrumTraksです。一応どんな感じかスクショします。
Drum.png

次にベース。これはRepro-5でやってます。
Bass.png

ドラムとベースを合わせて聴いてみます。

はい、こんな感じです。今日はこのへんで。
ご覧いただきありがとうございました!
次回はAメロ前半部分をやります。
どうぞよろしくお願いします。
posted by nobby at 12:00| Comment(0) | 耳コピ 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月23日

風の谷のナウシカ制作記#1

「耳コピ・80's」
粥塚 舞さんをボーカルに、カバーシリーズの第2弾を始めます!
今回は1984年のジブリの映画、「風の谷のナウシカ」テーマ曲。細野晴臣・松本隆の名コンビが作って安田成美さんが歌った曲ですね。はっきり言って今までちゃんと聴いたことがなかったんです。カバーしようと思ったはいいのですが、なんともかんとも、ストリングスが難しくてまいりましたァ〜・・・。今回も耳コピなんでこれが正解ではなく、僕なりに「こう聴こえる」というのが前提ですので、その辺はご容赦くださいませ。ちなみにPCでないとちゃんと見れないし聞けないと思いますが、何卒よろしくお願いします。
サムネ.jpg
では早速イントロ部分。
いきなり来たっ・・・ストリングスです(汗)
音源はいつも使ってるKontaktのシンフォニー。
一応こんな感じのプラグインです↓
Kontakt.png

まずはビオラ〜チェロくらいの中音域です。
もうこの辺は大体の感じです。

どうでしょう。大丈夫ですかね。では次にコントラバス。

今の二つを重ねてみます。

次にバイオリンを入れますが、この音は少し遅延が出るのでLogic Proのバイオリンとミックスさせます。Logicのバイオリンはめっちゃアタック早いんで(笑)あ、Kontaktのストリングスのほうは先日書いた記事に載せてあるディレイ部分を早めています。

これをエディット画面で見るとこんな感じです↓
intro_ST.png
大体いいでしょ。っと自分で納得!よく見ると音のコマのケツが次の音の頭に重なってるように見えますが、こうしないと音の区切れがはっきり出て機械的な感じになっちゃうんです。これはプラグインの問題かもしれませんけどね。
あと、もしかすると木管系(フルートかピッコロ)が鳴ってるようにも聴こえるんですよねぇ。わかんないけど入れちゃいます。Logic内のフルートを入れました。

では最後にイントロ部分のストリングスを合わせたものを聞いてみます。


次回はイントロ、Aメロ部分のドラムとベースあたりをやっていこうかと思います。今回もご覧いただきありがとうございます。
posted by nobby at 12:00| Comment(0) | 耳コピ 80's | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする